「The New Year #2」no,1151
2017年 05月 07日
何か月ぶりかのブログ。
まぁ、それは良いです。
誰に頼まれている物でもないです。
目の前には第三のビールの空き缶がころころ。
気分も良いです。
気の向くままにアレします。
という事でThe New Year
前のアルバムが08年ですから9年ぶりのアルバムと。
レーベルは以前は名門Touch & GOでしたが、何年か前にレーベルとしての活動を休止的な事で違うレーベルから。
でも、録音自体は以前の作品と同じようにスティーブ・アルビニ御大も関わっているようです。
まぁ、いかんせん、一般的には非常にマイナーな米国のインディバンドなので、いろいろ情報の少ないのがアレですけども。
まぁ、でも、そういう事を抜きにしても9年待った甲斐のある作品です。
いや、嘘です。別に9年間待っていたわけではありません(笑)
まぁ、でも、良い作品ですよ。
今では聞くことのなくなった言葉ですが、スロウコア、サッドコア、そういう類の音です。
私の中ではgalaxie500、というよりはその後継バンドのlunaでしょうか、そういうアメリカの非マッチョ系のアレを感じさせてくれるので、好きなアレです。
というか、lunaやギャラクシーよりも私にはしっくりきて大好きですが。
こういう音数の少ない、バンド然としたバンド、ロックバンド然としたロックバンド、私の憧れるところであります。
まぁ、人によってはこのような暗い、おとなしめのバンドをロック的に思わないかもしれません。
でも、いいのです。
よかです。
あなたのロックと私のロックは違うのでしょう。
それでいいのです。
みんながみんな同じイメージを持つ必要はありません。
ファシズムじゃないんですから。
みんながみんな同じなら、それこそ非ロック的です。
まぁ、それは良いです。
アルビニさんの関わるバンドはそのバンドのバンドらしさというか、演奏している場面の思い浮かべることのできるような、厚塗り化粧しすぎない音作りがとても好ましいです。
ごてごて、べたべたした音を好む人はそれはそれでよいと思います。
実際に巷で耳にする音はごてごて、べたべたと音を重ねたシンプルと言い難い、アレな音が多いです。
そして、それが悪いわけではありません。
私はたまたま自分でもロックの楽団でギタァを弾いたりするものだから、よりリアルな、シンプルな音を好む傾向にあるだけだと思います。
つまり、良い・悪いの問題ではなく、好み・好き嫌いの問題でしかない。
まぁ、そういう事なのですな。
by cst6480088
| 2017-05-07 00:29
| 音楽(アメリカ)