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smock vo/g のつれづれブログ 


by cst6480088
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「イリジウム」no,617

スパークプラグである。
僕のバイクYB−1のプラグを変えたのである。
今日は、いろんなことがあり、くたびれたというか、いろいろ落ち込むこともあり、何か自分に元気が出るご褒美をあげようと思ったのだ。
僕に対するご褒美といえば、本来であれば、女子のぱ○つを『履いている状態』で見せてもらうことであるが、今のご時勢、そして妻子持ちの僕としては、そのようなことはなかなかに難しいのでありやがる。
なにぶんにも、お父さんであるからして、息子の教育のためにも、そのような父親のケモノの部分は見せないようにしているのである。




まぁ、そんなこんなで、夕方にミニツーリングをかねて、東長崎方面にある南海部品というバイクの部品を中心に扱っているお店に行った。ここは小さい店ながら、品揃えが豊富である。
僕のふるさとの宮崎にもある(今はあるかどうかは知らないが)チェーン店であるので、部品がなくても入荷が早いし、店員さんも僕のような機械音痴の質問にも丁寧に答えてくれるのである。

まぁ、そういうことでプラグをNGKのイリジウムプラグなるものに換えたのだが、結果としては満足でありやがる。
YBは、もともとが50ccのバイクであるからして、パワーが無い。
ちょっとレトロなルックスのミニバイクであるが、基本のエンジンはビジバイ(ビジネスバイク)である。
馬力も4馬力ほどしかないはずである。
同じ排気量の2ストのスクーターなんかより全然馬力が無いのである。
でも、僕は、バイクは見た目が大事だと思っているので、あんまりスクーターには乗りたくない。
スクーターは『またがる』のではなく『座る』体制で乗るのが怖いし、なにぶんサスのストロークが短いために、道路のちょっとした段差でも過剰に衝撃があるのが怖いのである。

イリジウムプラグは結構な効果があった。
お店でプラグを換えてもらい、いざ店を出た瞬間から違うのである。
アイドリングが安定し、エンジンの音もなんだか太くなったような気がする。
何よりエンジンがスムーズに回っている感じがする。

非常に気持ちが良かった。
もちろん、もともとが原チャリであるが故、格段にスピードが出るようになるようなことはないし、原チャリなので、つかまっては困るから、そんなスピードが出すぎても困るのであるが、低速のトルクが太くなったような感じがする。
何よりエンジンがスムーズに、『ガソリン、順調に燃やしてますぜ!旦那!』って感じがYBに対する愛しさを倍増させる。
けなげなやつである。

そこで、ふと思い出したことがある。
昔乗っていたミニである。
僕が乗っていたミニは95年式のインジェクションでクーパーではなくメイフェアであった。
だから1300ccの普通車のくせに、54馬力ほどしかなかった。
軽のターボ車よりも馬力が無いのである。
だから、イロイロな部品を換えた。
マフラーにエアクリーナーにプラグコードにプラグも高いやつにして、理屈は良くわからないが磁石の力でガソリンを燃えやすくしてパワーを出す装置など、イロイロなものを交換した。
もちろんミニの定番であるHi-Loキットもつけたし、ダンパーも10何段階に調整できるやつにしたし、グリルもMk-Ⅱタイプに換えたし、アルミホイールも換えたし、内装関係もチョコチョコ手を加えた。

でも、やはり面白かったのが、走りに関する部品を換えたときである。
いちいち感動するほど違いがはっきりとであるのである。
もうにやにやにやにやしてしまうほど面白いのである。
だから病み付きになってしまった。
そして、大事なのが、早くなったり、良くなったりしたといっても、あくまで元の『ミニ・メイフェア』と比較してである。
当時の国産のスポーツカーなどに敵う訳が無いのである。

でも、僕はそれで満足であった。
もともとミニは車高が低い上に、フロントのガラスが小さい。
目線が地面に近く、窓が小さいとなぜか実際のスピードよりも速く感じる。
だからスピードを出さなくても十分に楽しいのである。
そして、ミニはラバーコーンサスペンションのおかげでハンドリングがものすごくクイックである。
そのかわりものすごい重ステだが。。まぁ、FFでノンアシストだから重くて当たり前って言えば、当たり前だが。

まぁ、そんなミニも結婚していろいろありやがり、手放して、ローバー400を経て、今は『マツダ・ベリーサ』に乗っているのでありやがる。
まぁ、ミニと比べれば、とにかく静かで快適でありやがる。
馬力もメイフェアの倍ぐらいありやがる。
だからラクチンきわまりないのである。

話がだいぶそれたが、YBに話を戻しやがる。
当たり前だが、バイクは全身で風を感じる。
『風圧』を感じるという言い方のほうが、正確であろうか。
時速40kmほどでも僕は十分に面白いのである。

僕のYB自体はもう10年ほど前に購入した世代の古い2ストである。
そしてラクチンな車に慣れてしまってからは、ほとんど乗ることがなくなっていた。
バイクにはきっと心がある。
ほったらかしにしておくと、機嫌を損ねる。
たまに乗るだけだと、エンジンのかかりは悪いし、スムーズに動いてくれないので面白くない。
そんなこんなでこの数年はほとんど乗っていなかった。

そして、昨年から社労士の専門学校に通うようになり、学校には駐車場がない為に、再び乗り出したのである。
そこから僕のバイク好きが始まったのだ。

そして、やっと、今日の話に戻る。
今日、プラグを換えて、その大きな変化に驚くとともに、また『こども心』が復活してきた。

子供は動くものが好きである。
僕の息子も車とかバイクとか電車とか大好きである。
これはたぶん多くの男子の遺伝子に組み込まれているのではないだろうか?
そんでもって、今日、プラグを換えただけで、コレならば、マフラースプロケットなどを換えたらどうなるのだろう?
それを考えるとうずうずしてくる。
ちなみに、YBのスプロケ交換はけっこうしている人もいるみたいである。
興味津々である。

しかし、原チャリの制限速度は30km。
理不尽なようだが、30kmである。
そこで、僕は今日、南海部品に行ったその足で自動車学校に行った。
バイクの免許の取得を本気で考えようと思ったのだ。
社労士の上級講座の開始は11月である。それまでに免許は頑張れば取れるかもしれない。
ちなみに、このブログには書いていなかったが、今年の社労士試験はダメでありやがった。

まぁ、それはそれとして、
男には、ロマンが必要である。
by cst6480088 | 2007-09-05 00:41 | バイク・車