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smock vo/g のつれづれブログ 


by cst6480088
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イカくんありがとう。

イカくんありがとう。_c0019268_23445379.jpg

だけど、さようなら。




今日は福岡出張。
今週は発熱したりして、体調が非常によろよろよろしくなかったのであるが、熱も引いたし仕事はするのである。

明日は僕が企画した交流会というか、勉強会があり、そのために講師として今日のうちに来福されたとある研究者の先生と会食であった。
写真のイカくんは、その際に供された呼子のイカである。
刺身の後はてんぷらにして食された。非常に美味であった。
労働組合、それも主流派ではない「より左より、さらに左より」の産別労働組合が主催する勉強会に来られる先生は、言い方は悪いが「お人よし」であり、講演料も安い。実際のところは呼ぶ側が大枚を積めないというのが実情ではあるが。
・・・・という事で会食と言っても「居酒屋」の部類である。
まぁ、もともと僕は裕福な家庭に育ったのではないし、好き嫌いもあんまりない。
だから、たいていのものは美味しくいただく。要するに考えようによっては、何でもご馳走なのである。

講師の先生とは、ヨーロッパの社会情勢やら日本酒のお話(僕はアルコールに弱いが)やらいろいろお話して楽しい時間を過ごし、いい気分で宿泊先のホテルに入った。

そこで、ここからが本題。

ホテルの部屋に入ったところでテレビをつけると、フジテレビで特攻隊に関するドキュメンタリードラマが放送されていた。フジテレビ自体は、日本テレビと同様すこし偏ったテレビ局であると、認識しているが、この番組は良かった。
3年ほど前に、鹿児島の特攻隊の基地あとなど、「戦跡」を見て回る旅に参加したことがあり、特攻隊というものには、自分なりの思いという物がある。

番組を見ながら非常に嫌な思いになった。・・・番組に対してではなく戦争を嫌悪すると言う意味であるが。
さらに思ったのが、石原都知事がしばらく前に作った特攻隊に関する映画である。

東京に出張に行った際、東京ローカルらしきテレビで、都知事が話しているのを何回か見たことがある。都庁らしきところでの記者会見。見れば見るほど、この人を知事に選んだ人はこの人のどこを評価して投票したんだろう?って不思議に思う気持ちが強くなった。ちなみに僕は、70年代に生まれた子供の多くがそうであるように、石原さんの弟さんが出ている刑事モノのドラマは好きである。・・・まぁ、それは関係ないかもしれない。

ほんでもって、その都知事を快く思っていない「非」都民の僕は、その特攻隊の映画を見ていない。しかし、気になったので、先ほどネットで少し検索してみた。
映画について書かれたブログと当時のニュース記事。
賛否両方の意見があるが、都知事のコメントを読んで、やっぱり見る気はなくなった。

この人は、入ってくる情報が片っ端から短慮極まりないものに見えて、はっきり言えばどこか良いところがあったら教えて欲しいと思うくらいの人である。
でも、反面教師というのか、この人の発言を聞くにつけ、考えさせられるから、その意味で感謝してもいいかもしれない。

「国」と「政府」もしくは「為政者」、「国家」は違う。
国を「祖国」に変えても同じ。
しかし、上手い具合にごちゃ混ぜにしている人がいるとは思わないか?・・・それもわざと。

ナチスドイツが統治していたドイツ。
現在のドイツ。
どちらもドイツである。
おなじであり、違う。


僕は自分を「愛国者」だと思っている。
しかし、僕の「国」は、「愛国心」は、「為政者」を向いてはいないし、「国家」を向いてもいない。
そして僕の「愛国心」は「日の丸」に向かっているわけでもない。

むむむ。

みなさんはいかが考えますか?
by cst6480088 | 2008-09-20 23:44 | 旅・出張