smock vo/g のつれづれブログ 


by cst6480088
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カテゴリ:音楽(イギリス)( 40 )

「David Bowie #9」no,1113

ぐーで たまたま♪
ぐーで たまたま♪
ぐでぐで ぐてたぁま~♪
毎朝、夏目さんの番組でぐでたまを見るのが最近の楽しみであるる。

まぁ、それはよい。

この時間は全くのぐでぐでである。
しかし、はよ寝ればよかとに、ぐでぐでしてしまう。

まぁ、にんげんだもの。
そういうものだろう。

ウォークマンからは、ボウイ。
Drive - In Saturday(ライブ 12弦ギタァ弾き語り)

Aladdin Sane収録の佳曲だがオリジナル盤発売時は私は全くの幼児だったので初めて聴いたのは大学生になってからである。

80年代前半、中学生だった私は、当時の多くの少年少女達がそうだったように、小林克也、ん?
かつや、こんな字だったっけ?
まぁ、よか。
とにかくベストヒットUSAそしてMTV、

あ~い うぉ~ん まい えむ てぃ~びぃ~♪

まぁ、とにかく、ダイアー・ストレイツの件の名曲にアレさるるように、そげな番組をよぅ見ていた。
然るに、したらば、ごく自然にボウイはジギー・スターダストではなく、レッツ ダンス!の人、華やかで、肩にパッドの入ったダブルのスーツを着こなすゴージャス ロックスターでしかなかった。

ほいで大学生になって、ボウイはグラムロックなんたるかんたるな人、ジギーさん、トム少佐、まぁ、そげな人だと分かった次第。

そして、このDrive - In ~もブルーアイド ソウルたるなんたるかんたるな、そげな話を雑誌で読んで、へへぇ~、ほほぉ~って、まぁ、そんな風に思ってた。

それから幾歳月、僕もよか年した大人になった。そして、Aladdin Sane 30周年記念の二枚組なんてアレなモノを買うて、この動画のDrive - In ~ のライブ演奏を聴いた。
オリジナル盤と全く違う12弦ギタァの弾き語り。

まぁ、なんというか、こっちの方が好きだ。
本人はどげな思うて演奏してるかは分からないが、まぁ、だるいときに聴くと、よい感じにぐでぐで、なんとなくここちよか。

音楽はどげんやっても、演奏者の手を離れれれば、聴衆の主観にアレさるる他ない。音楽鑑賞というのは、とても個人的な行為。

つまり、この曲を僕がぐでぐでと聴くのも、繰り返し聴くのも、まぁ、そういうものなのだろう。
僕は熱心ではない、偏ったボウイファンなのだ(゜_゜)

まぁ、そういうロックスターについて長々と書いたが、日曜日のライブのお知らせをしようと思うてパソコンを立ち上げたのであった次第。
なんにしても ぐでたま であるる。

以下、お時間のある方はぜひお越しくださいませ。

BASSNINJA vs CITY smock
期日 5月18日(日) 開場 18:30 開演19:00
会場 Music Bar Paranoia
   長崎市万屋町5-36 多真喜ビル3F
出演 今沢カゲロウ city smock Charismax
   BASSNINJA wired
料金 前売り ¥2,000+1ドリンクオーダー
   当 日 ¥2,500+1ドリンクオーダー
チケットはありません。事前にご予約いただき,当日受付にて料金をお支払いください。
(受付にてsmockの名を告げていただければ、幸いです)
by cst6480088 | 2014-05-15 00:40 | 音楽(イギリス)

「The Smiths #2」no,1082

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Complete [Box Set, CD, Limited Edition]
ディスク枚数: 8
レーベル: Wea/Rhino


はろぉー!(モリッシー)
おおー(歓声)
どっ どっ どこでこ どっどっどど(ドラム)

ってな感じでスミスの名作ライブアルバム”RANK"の1曲目「The Queen Is Dead」は始まる。
The Queen Is Deadは86年発表の同名アルバムのタイトルナンバーである。
”RANK"自体は88年発表、そして当時17歳の僕はスミスを知らなんだ。
僕がスミスを聴いたのは大学に入って以降、19か20歳の頃である。
スミスはもう解散しておった。
年齢的にはスミスはリアルタイムなのだが、後追いと言えば後追いなのだ。

まぁ、九州の片田舎の高校生。バンドを学友とやっておっても、聴いてる音楽と言えば比較的流行りもの、ブルーハーツやラフィンノーズ、ziggyやレッド・ウォリアーズなど、当時のバンド少年なら誰でも知っとる80年代邦楽ロックを中心に聴いておったもので、スミスのような文学かぶれの、陰気な、薄暗い部屋の片隅で膝を抱えて聴くような洋楽ロック、それも80年代MTV、「あい うぉん まい えむ てぃ~び~♪」のような煌びやかな商業ロックではなく、陰気なイギリスのインディレーベルの作品には、全く縁がなかったのである。

・・・アレ?
なんか非道くスミスをアレしてしまっておるようであるが、まぁ、スミスをじっくり聴く前の僕はたぶんそんな風に思うておったのであるるるる。

実際、アレである。当時のインディレーベルの作品と言えば、今のアレとは違い、メジャーレーベルに比較すれば、アレのアレで音が良くない。実際スミスのスタジオ作品は特に1枚目などは音がくぐもって聴こえる。というか聴こえておった。ただでさえ陰気なアルバムなのに、音まですっきりしてなかったら、片田舎の10代の少年の心を掴む事は至難のワザではないか?・・・などと言うてみたりする。

・・・・むぅ。やっぱりスミスをこき下ろしよるみたいだ(笑)
断っておくけれども、違いますよ?

アレよ?
今の若い方はご存知ない方も多いでしょうが、スミスには熱狂的、もうそれはそれは熱狂的なファンが多かったのでありまするよ。まぁ、その方々も今ではええ歳した中年でありましょうが、今でもスミスに熱い熱い思いをもった方々がたくさんおられるのでありまするよ?

まぁ、それは良い。
とにかく、当時の僕のスミスに対するイメージはそんなものだったのだ。
それこそ、"RANK"を聴くまでは。

僕にとってのスミスは"RANK"で始まり、"RANK"で終わっていたのである。
このライブアルバムは、まぁ、ライブ演奏だからなのか、スタジオ作品に比較してとても荒々しく、体温高め、モリッシーの歌声もロック歌手のよう(笑)、ジョニー・マーさんのギタァもまるでロックギタリストのよう(笑)、・・・まぁ、分かりやすいという意味でとってもロックなのだ。
それと比較すれば、スタジオ作品は、音はくぐもっとるは、演奏の体温は低いは、モリッシーはなよなよした歌手に聴こえるは、ええとこなしだったのである。

やっぱりマイナス面ばかり書いとるな。

まぁ、それはそれで置いといて、というか、それを踏まえて今から本題なのである。

今回書きたいことは、このスミスのボックスセットはすばすば素晴らしいということである。
リマスター作品、有名なところではビートルズのアレが有名だが、リマスターのアレがうたわれる作品というものを僕はあまりアレで、大して気にしていなかった。
僕が持ってるCDではデヴィッド・ボウイのCDなどはアレだが、ちっと音圧が上がっとるねぇ、というぐらいの感想しかなかった。まぁ、もともとボウイの作品はスミスに比較して音質に不満はないが。

ほんでもって、今回のスミスのボックスセット豪華8枚入り。オリジナル作品4作に件のライブ盤、そして3作のコンピ、どれもリマスタリングされているのであるるる。

まずはお気に入りの"RANK"から聴いた。
それが冒頭の「はろぉー!」なのである。

あら?音が良い。ベースもドラムも、ギタァも、前に、前に出とる!
気のせいか?と思い、リマスタリングされてない"RANK"を聴いてみる。
あらら、気のせいじゃない。
面白いことに、気のせいじゃない。
僕の耳はけっこう雑な耳なハズなのだが(笑)、気のせいではなかった。

いやいや、これはよかです。よかよかです。
ほんでは、他のスタジオ作品はどうなのかねぇ、と思い、聴いてみた。
あらららららら、なんか違うバンドみたいと言えば、言い過ぎかもしれないが、ええよ。これもよかよかよ。

スミスを知って20年以上、初めて、スミスを本当に好きだなぁと思えました(笑)
今までは、「ライブは良いけど、アルバムはねぇ?・・・ねぇ?」っていう、ロックバンドにときどきありがちなアレかと思うておりました。まぁ、事実、ライブアルバムが一番良いというバンドは、多かったりするものですし。
でも、今回のアレでそのようなアレはちっと改めねばなりませぬな、と思いました次第。

まぁ、でも、やっぱり一番好きなのは"RANK"ですが(笑)

ちなみに、この作品、AMAZONでは日本盤を買えば17,000円以上する高価なものですが、輸入盤なら半分以下、さらに並行輸入であるマーケットプレイスならもっと安く手に入りまする。値段は為替の関係か、よく変化しますが、僕はイギリスからの送料込で1枚あたり500円以下で買えました。この音質でこの値段、コストパフォーマンス、高すぎでありまする。

なぜに日本のCDは高いのでしょうか?
いつもいつも疑問に思うておる次第でありまする。

by cst6480088 | 2012-05-05 01:13 | 音楽(イギリス)

「King Crimson #1」no,1048

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RED
発売1974年11月
レーベルIsland Records


74年と言えばどんな年だ?
僕は71年生まれなのでまだ3歳。ヴェルヴェッツはもう解散してもうてる年だ。大好きなデヴィッド・ボウイで言えばDiamond Dogsを出した年だな。

まぁ、とにかくそういう年に出たクリムゾンのアルバムである。
前回のブログでのArise in stabilityのギタリストの方からおすすめいただいたアルバムである。
正直に言えば、僕は、クリムゾンはようと聴いた事がなかった。19か20歳くらいの時に友人が持っていた1stのレコード(!)をカセットテープ(!!)にダビングしたのだが、ちょっと聴いてみて「なんだか陰鬱で小難しそうなアルバムだなぁ」と思うたくらいで、ろくろく聴きこむこともしなかった。当時の僕に耳にはあまり馴染まなかったのだろう。

それと、クリムゾンと言えば、僕が音楽雑誌を買い始めた1980年代当初、ロッキンオンロバート・フリップおじさん(当時でも僕からしたら既におじさんだった)のインタビューが時々載っておったような記憶がある。当時はフリップおじさんの言うてる事が、僕には何のことやらちんぷんかんぷんであった。九州の片田舎の中学生にはフリップさんが言うてる事は難解過ぎたのである。

なぜならば、

ぱっ ぱぱっ ぱ ぱっ ぱっ ぱぱぁっ~♪
でぃす いず ぷらねっ あー♪
ぱっ ぱぱっ ぱ ぱっ ぱっ ぱぱぁっ~♪


え~、この曲は1981年のDuran Duranのデビュー曲「Planet Earth」でございます。
お若い方々はご存じないかもしれませんが、1980年代初頭は大変なブリティッシュ・ロック(?)のブームでございました。第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンなどと言われていたように思いまする。
まぁ、「ロック」とは申しましても、Duran Duranをはじめ、カルチャークラブカジャ・グーグーにしても、ロックというより、全くもってポップスでありました。当時、米国や日本をはじめ世界中を席巻した英国産のバンドや歌手の中で「ロック」という括りでアレされるモノは、今考えると、一部の例外を除き、ほとんどなかったように思います。
第1次と違い、第2次は確かに英国からの「インヴェイジョン」ではありましたが、ロックではありませなんだ。

でも、そのような事は九州の片田舎の中学1年生には分かり申しませぬ。
洋楽がとにかく耳に面白く、いろいろ聴いてみたい年頃でありました。
しかし、如何せん、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンはMTVの台頭と切っても切り離せないビジュアル面でのアレが強かったのであります。演奏や楽曲にも増して「ルックス」が重視され申していたのであります。まさに言葉は悪いですが「女子供」に大変受けまするアレだったのであります。事実、当時のDuran Duranをはじめニュー・ロマンティックのバンドは後の日本のビジュアル系のバンドに多大な多大な影響を与えているのは、年を重ねた音楽ファンであれば、じゅうじゅうご承知の事実であります。

まさに見方を変えれば、MTVの害悪であります。楽曲そのものの良さやライブでの演奏力をさておいても、婦女子に受けるミュージック・ビデオを作ってまえば、一晩でポップ・スターが出来上がってまうまうまうアレだったのであります。

はい。
この辺をアレするとどこまででも文章を書いてまうので、このくらいにしておきまする。

ぱっ ぱぱっ ぱ ぱっ ぱっ ぱぱぁっ~♪
・・・から話がそれたのであるな。

要は、当時中学生だった僕には、小難しい、いわゆる「知的なロック」なるモノが存在すること自体が理解できなかったのである。ロックやポップスというモノは、とにかく華やかでカッコ良いモノで、当時からすでにタモリばりに頭髪の薄い印象があったフリップおじさんはカッコよくもなんともない、たんなる「偏屈な屁理屈おじさん」でしかなかったのだ。この場を借りてフリップさんにお詫び申し上げたい次第でありまする。

「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、この場合は「十三の魂四十まで」と言うのが適切であろうか、とにかく、40歳の今になるまでクリムゾンをろくに聴くこともなく年を重ねてきたのである。

さて、不遜ながら我が楽団であるところのsmockの話をしたい。
我がsmockはもうかれこれ活動を初めて10年を超すものであるが、当初は米国の90年代インディロックに影響を受けていると言われれば否定しようがないアレだったのであるが、それ以降、創作活動を続けていくうち、演奏という行為そのもの自体がどんどんどんどん面白くなっていき、楽譜の読み書きすらできもしないのに、いつの間にやら楽曲がせわしなく、演奏するにもちぃとばかし技量なるものがいるようになってきてもうた。
リズムに関しても遊びの延長のように楽しんでアレしていってもうたら、ライブをご覧になった方の中から「変拍子」がどうのと、よう僕には分からぬ事を言われるようになり、近年に至っては幾人かの方から「クリムゾン好きなんですか?」と言われる次第であった。
僕からすれば「クリムゾン?あんな偏屈おじさんの音楽なんか聴かないぞ?」という感じが最初はしたのであるが、何回かそのような事を言われると「はて?クリムゾンとはなんぞや?」とちぃと気になるようになってもうた。

そこに件の横浜の知的ギタリストの青年である。
彼がクリムゾンを大好きだと言うてるのを聞くと、いやはや、いよいよクリムゾンを聴かねばならぬのか、と観念した次第なのである。

さぁ、とってもとっても長くなりもうしたが、そのアルバム「RED」に関してでありまする。
1曲目から「お?ドンキャバの初期の曲か?」という程の今聴いてもアレなインストロック。さらに聴いていけばわずか5曲しか入っていないのであるが、どの曲も聴きごたえ十分以上の過剰。面白い限りであります。4曲目の「Providence」などは「インプロじゃねぇか?」と思うたらまさしくライブでのインプロだそうである始末。面白すぎである。

しかし、音楽は良いのだが、やはり違和感を覚えることも書いておきたい。
今回買うたCDはオリジナルのIsland Recordsから出たものではなく、2000年にポニーキャニオンから出た紙ジャケ仕様の邦盤である。
邦盤であるからして、解説というか、レビューというか、ライナーノーツというか、そういう類の文章が載っておる。
僕は10代にロッキンオンを読み過ぎた影響で、具体的に言えば渋谷陽一さんの影響で、ロックに関する評論家みたいな人をちょっと引いた視点で見てまうところがある。
特に「ロック・ジャーナリズム」とか言う輩は今では全く信用しない。

僕からしたら、ロックなんてぇモノはそんなに大層なモノではない。

ロックは、あったら嬉しいが、人間は音楽など無くても、特に過度に思い入れを持たなくても生きていくには何ら不都合はないというアレをたくさん見てきたし、実感してきた。所詮、音楽は趣味・嗜好品の類なのである。ロマンはあるが、過剰に入れ込み過ぎては、ちぃと胡散臭くなってまうモノであるし、音楽全体に対する視野を、この場合は耳を、狭めてしまう場合がある。そして、音楽そのものに対し余計な付加価値を与えてしまうような文字情報は良くないと思うのである。・・・ある種の距離感が大事なのである。

個人的に音楽に様々な思い入れを持つのは、アレするのは、僕自身も音楽家の端くれであるから一概に否定するモノではないが、ロッキンオンは僕に「音そのものを素直に楽しむ」という純粋な行為に「余計な付加価値」を求めるアレを植え付けてしもうた。

そして、今回のCDに付属していた日本の評論家?の方が書かれた文章である。
フリップさん自身のインタビューなどからの言葉も書いてあるのであるが、僕には余計な情報であった。
思想がどうとか、まぁ、そんなことは僕の場合は、関係ないのだ。フリップさんの思想信条には興味はない。フリップさん達が、どのような考えのもとに楽曲を創作されていたかはちぃとは興味はあるが、要は、音を聴いて楽しめれば、まぁ、それはそれで良いのだと僕は思う次第である。たとえば、思想とは違うが、フリップさんが重度のヘロイン中毒で女の子の陰部にポッキーを入れて、陰部から突き出たポッキーを食すのが好きだというどこかの著名なロック音楽家や、自分が経営する飲食店の女子トイレに隠しカメラを仕込んで捕まったりという有名な黒人音楽家のような性癖を持っていたとしても、作品が良ければ、それはそれで結構である。表現者にヒーロー像を求めるような思い入れたっぷりな思春期はとうに終わったのだ。

まぁ、でも、ロック音楽家であっても、「芸術家」であり、僕が大嫌いな言葉で言えば「アーティスト」であり(反吐が出る次第である)、ご本人たちも努力に努力を重ねた作品であろうから、インタビューで女の子に対する性癖の話もしたくもないであろうし(まぁ、音楽家だしね)、ライナーを書く方もいくぶん高尚に書いてまうのは仕方ないかもしれないが、あんまりそういうのは過剰に出さなくてもいいんじゃないか?・・・と思うてまう次第である。

はい。
いつにも増して長い文章になりましたが、ここまで読んでいただいた方、ありがとうございまする。
わたくしは、今日から、クリムゾンのファンになってもうた事をここに公言してパソコンを閉じる次第でありまする。

by cst6480088 | 2011-05-14 23:07 | 音楽(イギリス)

「Primal Scream #3」no,1031

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Screamadelica
CD (1991/10/8)
レーベル: Creation


07年5月のブログno,501そして07年6月のブログno,541以来3回目のプライマル・スクリームについてのブログ。

ヤバいです。
ああ、お金の節約をしようと思うているのに、ロックマニアもいろんな形でこの資本主義社会から搾取される運命にあるのです。

この資本主義の豚め!
びっち!ふぁっく!さっく!こーっく!
・・・って言うてもアレなのであります。

極東の島国のそれも地方都市に住む一庶民が奇声をあげたところで世の中はそう簡単に変わるモノではありません。
わたくしのだいぶ上の世代の全共闘の世代の方であればフランスデモよろしく街頭に集団で繰り出して国会議事堂に向かい抗議をしたかも知れませんが、わたくしは「失われた90年代」に20代を過ごした1971年生まれ、そのような熱い熱を持った仲間が多数いる世代ではありません。

いや、・・・違います。

たぶん、一人ひとりを見れば、熱い熱を持った輩はいるのでしょうが、体制側はいつでもアレやこれやの手を使って民衆が団結するのを妨げるのであります。
それは、戦後、一気に沸騰した労働組合運動をあの手この手を使いなんのかんので丸め込み、さらには80年代終わりの連合結成のアレもアレして労働者の運動を用意周到に下火下火にしていったのを見ても明らかであります。
春闘は形骸化し、近年の政権交代の熱も日本経団連をはじめとした資本家側の攻勢、民衆の不満やアレやこれやに対する反動工作で民主党を骨抜きにし、まぁ、民主党に関しては解党の度に大儲けをしてきた小沢氏を含めもと自民党の方が多数おられるのでありますが、民衆の、市民の不満は一向に解消されないアレな世の中なのであります。
人々は小泉元首相の陳腐な「ワンフレーズ・ポリティクス」に踊らされ、それを踏襲したとしか思えない弁護士の頭のイカれた大阪知事に80%以上の支持率を示す始末。
まさに、「知は力・無知は無力」・・・無力な民衆は巧みな支配階層のもとで日本が立派な階級社会になっていることに抗うこともできず、貧困層には餓死者が出て、100回以上も契約を更新してきた非正規労働者が無残にも職を失うような世の中になっているのであります。

・・・アレ?

僕は何を言いたいのであろうか?
ここは九州の地方都市に住まう一パンクロッカーのブログのハズであるのだが。

そうだった。
プライマル・スクリームに関してであった。

91年に名作スクリーマデリカが出てから今年で20年。
マッドチェスターも今やいずこであります。
しかし、先日、mixiのプライマルのコミュでスクリーマデリカの20周年記念ボックスが出るというアレを見ました。

まずい。
まずまずまずい。
見たら買いたくなる。
アマゾンはしばらく見ないようにしよう。
・・・・と昨日は思いました。
でも、無理でした。先ほど見ました。

Screamadelica: 20th Anniversary Limited Collector's Edition/Remastered/+DVD/+2lp/+Book
・・・なんて長たらしい名前でありましょうか?
そして、その価格たるや・・・・14608円!!!

アホか!
そないな金を一枚のアルバムに出せるかい!!!

全く、豚野郎め!
あの手この手で金を搾り取ろうとしやがる。
全く、ふぁっく!!

・・・・まぁ、そういうアレでありまして、ただいまは手持ちの91年発表のCDを聴いている次第であります。

やっと作品の本題に入ります。

一言で言えば、やはり今聴いても、良い。
これに尽きまするるるるる。

91年といえば、先ほども書いたようにもう20年前であります。
わたくしは当時、貧乏学生だった故、そんなにCDを買うこともできなかったのでありますが、今は昔に比べアマゾンなどのアレのおかげで当時よりは安価に輸入盤が買え、若い時分に比べれば飛躍的にCDを買う量も増えましてん。
・・・「増えましてん」って生まれも育ちも九州なのに、なんかどこの方言かアレなのかアレなのですが、まぁ、20数年もロックマニアを続けていれば、それなりにアレなアレの作品を多数聴いてきたのでありますが、やはり若い時分、10代後半から20代前半に聴いて心を動かされた作品というのは、心に深く深くアレしているモノでございます。

このスクリーマデリカはそういう意味で今でも素晴らしいと思える作品であります。
ハッピー・マンデーズを今でも聴こうとは思いませんし、ストーンローゼスも聴こうとは思いません。ライドもマイブラも、でございます。まさにCD棚の肥やしとなっております。まぁ、売り払ったりはしませんが。・・・将来に聴きなおしたりすることがあるかも知れませんもの。ものもの。

しかし、わたくしにとってはこのスクリーマデリカは現在進行形で聴ける作品だというのは、現時点で間違いないというのは、本日聴きなおして分かった次第であります。

この20年でいろんな音楽が大なり小なりでブームになりました。
このスクリーマデリカはハウスムーブメントとロックの融合と言う意味でアレされたりしますが、まぁ、そんなことはどうでも良いのですが、この20年の間にエレクトロニカであるとか、わたくしもそのようなCDを持ってはいますが、そういうアレと並べても全く遜色ないと言える作品であります。
まぁ、今の若い皆さんにとってはどうか分かりませんが。

惜しむらくは、このような傑作アルバムを世に出したプライマルズが、これ以降はどうしてもこのスクリーマデリカ以上に素晴らしい作品を出したと僕には思えないことでしょう。
でも、まぁ、それは贅沢というモノでしょう。
まさに、にんげんだもの。
一枚でも傑作アルバムを出しただけでも素晴らしいではないですか?・・・ということであります。

そして、先ほど、14000円以上するボックスセットに怒りをあらわにした次第ではありますが、Screamadelica: 20th Anniversary Deluxe Edition/Remastered というのが、ボックスセットと同じ2011年3月7日発売で2048円でアマゾンに載ってる次第。こちらはDVDとかは付いてなくて、単なるCD2枚組。僕はDVDとかほとんど見ないアレであるからして、こちらならいいかも・・・・っていうのは、やはり踊らされているのか?

BOWIEもPAVEMENTもWEEZERも10周年や20周年や30周年やいうて既に持っているCDの豪華版を買うてしもうた。
今回もそうなるのか?

むー。
3月7日発売ならまだまだだ。
3月までには、この熱も冷めてるやもしれぬ。
しばらく考えよう。

by cst6480088 | 2011-02-05 01:22 | 音楽(イギリス)
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All The Young Dudes(1972)

初めて聴いたモット・ザ・フープルである。
まぁ、とにかく僕の愛するデヴィッド・ボウイが提供したこのアルバムの表題曲「All The Young Dudes」が聴きたくて買ったのであるが。
ボウイのヴァージョンは03年に出た「Aladdin Sane」の30周年記念盤で聴いていたのであるが、つい最近まで寡聞浅学にしてこの曲がモットのために書かれた曲であるということは知らなかった。

まぁ、そんなこんなで注文したこのアルバム。聴いてみたら普通に良いロックアルバムである。
グラムロックは基本的には僕はあまり好きではないのだが、このアルバムはそのようなアレを抜きにしても良いアルバムである。
何よりもアレである。このアルバムの1曲目に収録されている「 Sweet Jane 」である。これがなかなか良いのである。僕には大発見である。
もちろん、もともとのヴェルヴェッツのヴァージョンが名曲なのは間違いないし、このモットのカヴァーはそれを超えるものではないが、もしヴェルヴェッツのオリジナルを知らなければそれはそれで良い曲だと断言できるアレである。

ルー・リード、もしくはヴェルヴェッツの曲・演奏というのは、ノイジーな「sister ray」みたいな曲でなく後期の「Sweet Jane 」みたいなミドルテンポのまさしくパッと聴いた感じではスウィートな曲でも、やはりアレである。ダークな「ヴェルヴェッツ臭」というか、アレな感じはジョン・ケイルが抜けてルーのバンドになったと言われる後期でも僕は変わらず残り続けていたと思うている。
そういう意味ではヴェルヴェッツ後期の「Loaded」収録のこの「 Sweet Jane 」もやはりヴェルヴェッツ臭たるモノはあるのである。

むー。
話はモットではなくヴェルヴェッツなってしもうているので、話を戻す次第。

モットの「 Sweet Jane 」である。
ものすごく私見により端的に言えば、ヴェルヴェッツを漂白剤の中に1週間ほど漬け込んでまっさらにして、アクというか臭みを取り去ったようなアレである。
このように書くと悪いように聞こえるが、最初の方に書いているように全く悪くはない。
これはこれで全くアリである。
パッと聴いた感じではもともとのアレをテンポを速くしてちょっと素人っぽい(失礼!)ギタァ・ソロを付け加えたようなアレだけども、それが僕には全く悪い感じには聴こえない。
まぁ、はっきり言えば好きである。

そういえば、ブログno,1019で書いたEaterもこの曲をカヴァーしていたが、彼らの方は温かい目で見てあげないとアレなアレだったけど、このモットのヴァージョンは全然普通に良いのね。

むー。
ここまで書いたら疲れてもうた。

まぁ、そういうことでロックの名盤というのは本当に星の数ほどあってまだまだ財布にアレな日々は続くようである。




by cst6480088 | 2011-01-29 02:07 | 音楽(イギリス)

「Teenage Fanclub #4」no,1027

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Bandwagonesque (1991/10/1)
レーベル: Creation


今更ながらにTFCよ?
しかもバンドワゴネスク、名盤中の名盤ね?

アレもアレ?
モノはいつかは壊れたりアレになってしまいます。
それはたぶんCDもしかりなのでしょう。
先日ウォークマンを買い換えまして、今までより容量が大きうなってもうたので、前機種では入りきれなかったCDをせっせとパソコンにアレしてウォークマンに転送しようと思うてアレしていたのですが、一つ問題が発生しました。

僕がCDを買い始めたのは大学生になってからでもう20年ほどになりまするが、その頃に買うたCDの中に音飛びするモノがあるのです。
まずは、昔大好きだったホットハウス・フラワーズを久しぶりに聴いてみようと思うたら、作品自体は昔と変わらず大変素晴らしく、アレのアレで良いなぁって思うたら、後半部分の曲からぶつぶつと音が飛ぶのです。

おわ!なんじゃこりゃ?
聴けねぇじゃねぇか!

そういえば、昔聴いたことがあります。「CDの寿命は20年もしくは30年だ」と。
ということは80年代後半から90年代前半にかけて買うたモノはそろそろアレではないですか!?
あわててパソコンで検索したら研磨したら治る場合もあるとのこと。
しかし、それには機械を買わねばなりませぬ。

むむむ。
こりゃいかん。
待てよ?
ということは、ほかのCDも・・・・!???

予感は的中で何枚かアレのアレで音が飛ぶ、もしくはパソコン自体に取り込めない曲があるCDがありました。その中に愛するTFCのCDもあったのであります。
誠に残念至極。ふぁっくおふ!

しかし、このバンドワゴネスクは全曲綺麗にアレできました。
そして、そういえば大好きな割にはTFCについて僕はあまりブログに書いてないなぁって思うて改めて調べてみたら04年5月no,2605年1月no,68、そして同じく05年1月no,70の3回しか書いておりませぬ。
これではあんまり好きなバンドではないみたいですが、僕は90年代に20代を過ごしたロック好きにありがちのアレでTFCは大好きなのでありまする。

ちなみにこの作品は91年発表。ただ今は2011年。もうあれから20年なのであります。
91年に生まれた子供は今年成人式。
なんたることでしょう。
なんたるるる。
僕に断わりもなく勝手に時間は進むのです。
20歳と言えばアレがアレしてこれがこれしちゃう年頃であります。
まぁ、なんたる卑猥な!
卑猥極れるるるるる!

ごほん。
全く本題とは関係ない次第で申し訳ありませぬ。

ちなみに、この作品は今聴いても優れたギタァ・ポップの名盤であります。
当時はTFCはダイナソー・Jr.などとともに「轟音ギタァロック」と言われていたような覚えがありますが、まぁ、当時はまだグランジ云々などの言葉も一般的ではなかった時代。ほかに適当な言葉がなかったのでありましょうが、まぁ、TFCはグランジでもなんでもありません。
とにかく、この作品は今聴いたら別に「轟音」でもなんでもなく単純に良質なギタァ・ロックであります。
まぁ、この20年の間に轟音の意味が変化したのかもしれませぬが。

どちらにしても、1曲目の「The concept」のギタァのハウリングというか、ノイズというか、そこから始まるせつなせつなの必殺メロディは今聴いても心にしみまする。
この1曲だけでもこのアルバムは僕の心の中に確固たるアレを一生アレし続けると思う次第でありまする。

ちなみに、プロデューサーはドン・フレミングなのねぇ。
当時はドン・フレミングは大人気だったな。今はどうなのだろう?というのはまた別の話。

by cst6480088 | 2011-01-19 01:17 | 音楽(イギリス)

「David Bowie #8」no,1026

今日は昼間から一日中David Bowieを聴いている。
育児休暇中の39歳のくるくるめがね、赤子の育児にボウイが良いのかどうかは分からぬ。さらに今はアルコールが幾本か脳髄に入ったアレゆえ、その判断もつきかねるというのがアレである。

ちなみに、ボウイといっても69年発表のSPACE ODDITYから77年発表のLOWまでである。
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僕は非常に偏ったボウイ・ファンなのだ。
ちなみに、キュアーのロバスミ、ロバート・スミスは「LOWを出した後に死ねば良かったのに」と言ったとか言わなかったとか。まぁ、僕はそこまでは言いません。なんせボウイを知ったのが70年代のボウイ・ファンからは「ボウイは死んだ」とアレされることも多い、しかしボウイ最大のヒット作「レッツ・ダンス」からなのだから。71年生まれのMTV、「あい うぉん まい えむ てぃ~びぃ~♪」のダイアー・ストレイツのアレでアレなMTV世代。レッツ・ダンスの発売時は12歳。僕にとってボウイは輝けるポップ・スターだったのだ。中学1年生の時は死ぬほどこのアルバム「レッツ・ダンス」を聴きまくったのだ。
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まぁ、しかし、それは置いといて、70年代のボウイはどの作品も「キチガイか神か」としか思えないほど僕にとってはアレである。

ボウイを語りだせばキリがないので本題に入る次第。
All The Young Dudesである。
邦題で言えば「すべての若き野郎ども」であるか。
僕が持っているCDではALADDIN SANE(1973)の30周年記念アルバム(ちっ!こいつのせいで同じ作品のCDを2枚も買う羽目になっちまった!ロックマニアもいろんな形で搾取される次第!)のDISC2に入っているのであるが、もともとは解散しかけのモット・ザ・フープルのために書いた曲であり、あとでボウイ自身が提供したのを後悔したほどの名曲である。
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昼間はLOWの、特に後半があまりにも素晴らしすぎて繰り返し聴いていたせいで、まぁ、「ベルリン三部作」と言われるアレのアレな作品を赤子に聴かせるのはどうかということは置いといて、このALADDIN SANEを聴くころには家族も帰ってきて夕食の調理をしながらスピーカーからではなくウォークマンでイヤホンで聴いていたのであるが、改めて聴くとこのボーナス盤であるところのDISC2も素晴らしく良い。特にこのAll The Young Dudesのボウイ自身のヴォーカル・ヴァージョンである。

結果として、入浴後に新聞を読みながら繰り返し10回以上聴いた次第である。

ボウイ・ファンのサイトを見れば、彼の歌詞についてアレする人の多いことはボウイの深淵な文学的な世界観をアレすればアレなことであるかもしれないが、僕にとってはそんなことはどうでもよい。
音楽鑑賞というのは非常に個人的なアレであるからして、その音楽家の作品を個人がどう楽しもうが、それは全くアレのアレである。曲というのは作品として、CD(当時で言えばレコード)として世に放たれた後は製作者の手を離れるのである。どう扱われようが、それはそれでアレのアレである。
たとえば、LOWのB面、今でいえばCDなので後半部分になるが、それをブラーのデーモンさんが「性交する時に最適な音楽」と評しようがそれはそれでボウイ自身にはどうすることもできないように。まぁ、とにかくどう楽しもうが自由なのである。

それであるからして、All The Young Dudesの歌詞がどうこうとか、非英語圏の僕からしたら、どうでも良い。マニアからしたらこの歌詞にはいろいろ深読みできるアレのアレがあるそうであるが、まぁ、それは参考意見である。
そういうアレのアレを抜きにしてもこの曲は優れたミドルテンポのロックナンバーとして素晴らしいの一言に尽きる。

まぁ、しかし、前述したように音楽鑑賞というのは非常に個人的な行為であるからして、この文章を読んでいるみなさまがどう感じるかは全くの別問題である。

僕は職業音楽家ではないが、音楽家、もしくは歌い手の端くれとして、1曲でもこのような曲を作ってみたいモノである。
ちなみに、この曲では25歳まで生きたからどうこうとかあるが、25歳で死ぬなんて、39歳の僕からしたらあまあまである。
なにせこの曲を作ったボウイも今でも生きてるではないか。
歳をとらねば分からぬこともある。


今回の文章はmixi日記からの転載でありまする。
by cst6480088 | 2011-01-19 00:14 | 音楽(イギリス)

「Eater #1」no,1019

さて、久しぶりのブログである。
ミクシィのアレは毎日のようにアレしているのであるが、アレのアレでこちらの方はアレしていなかった次第。
そうこうしているうちにも購入したCDがたまりにたまってきたので、記録を残す意味でも今日からしばらくはマメにブログを更新する次第である。

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Eater Chronicles 1976-2003
CD (2003/11/4)
ディスク枚数: 2
レーベル: Anagram Punk UK


僕より上の世代のパンク好きの方には「ガキパンク」として一部で有名なUKのパンクバンドである。
デビューは77年。まさに初期パンクであると言える。しかもデビュー当時はメンバーは16~17歳だったそうである。
このバンドは寡聞浅学にして僕は知らなかったのであるが、先日行きつけの居酒屋のマスターが店でかけていて、まぁ、居酒屋なのに初期パンクがかかるというのは、まぁアレのアレで置いておくとして、まぁ、とにかく店でかかっていて、その荒削りな演奏にして録音のLOW具合からしてアレのアレで僕のアレに引っかかったので、マスターに「これは誰っすか?」って尋ねてアレした次第である。

70年代のパンクバンドにはありがちなことで作品数自体は少ない。そしてこのアルバムは2枚組でEaterの楽曲をほぼ9割がた抑えているアレだということで買うてみた。

まずは、録音である。
全くもってLowな感じである。まぁ、70年代のパンクバンドとしては特に悪くもないのであろうが、今の綺麗な、とっても綺麗な録音しか知らない若人世代からしたらしょぼしょぼの音である。
そして、演奏もパンクバンドのアレよろしく、しょぼい。

ちなみに、うちの13歳になる長男はバンプ・オブ・チキンなる日本のバンドが最近いたくお気に入りである。そのことをマイミクの御嬢さんにお話したらご親切にもバンプのアルバムすべてをRに焼いてくれたのである。彼女は熱狂的なバンプファンなのだ。自分が好きなモノはやはりいろんな人にも勧めたいのは男女に変わらぬ自然な感情であるとはいえ、感謝の限りである。僕も息子が好きなモノはどんなものかと、作品をウォークマンに落としてみた次第。
この場を借りて、改めて御礼申し上げる次第。

さてちなみに、日本のCDは高い。新譜で3000円とはどういうことか?ロック好きの10代の少年少女に3000円を払わせるのか?しかるに僕が買うCDはほぼ輸入盤なのだが1500円以内である。2分の1である。このEATERのCDも2枚組で1500円である。日本のCDはどこかで誰かが搾取しているとしか思えぬ。

ロックとは貧乏人の労働者階級の音楽であるという古びたアレを持つくるくる左翼からすれば、3000円というのは、中間搾取しすぎだろ?っていうか、音楽家の方も、自分の聴衆のことを考えて、若者でも購入しやすい価格にする努力したらどうかと思うのは、違うだろうか?ロックとは音の表現ではなく生きる姿勢=哲学であると思う輩からすると、この日本のCDの値段というのは全く合点がいかぬ。聴衆を搾取しているといしか言いようがない。

話がそれてバンプ~についてであるが、ロックマニアを自認する39歳くるくるめがねとしては、今の売れ線のバンドをアルバム通して聴く根性はないのであるが、ウォークマンをシャッフル・プレイにしていると、たまに流れたりする。そこで、思うのが、イントロだけ聴いたらバンプ~は39歳のロックマニアが聴いても「おっ!」と思う曲があったりするのである。そして、録音がとっても綺麗であるということである。良いレコーディングスタジオでアレしているのだろうなぁって素直に思う。

さて、EATERの話に戻る。
先ほども書いたように、EATERの音は今の基準からすればしょぼしょぼである。演奏自体も10代のパンクロッカーのアレであるからして、勢い一発!ってな感じである。
まぁ、しかし、しょぼいから良くないかと言えば、そんなことは全くない。
特に僕は90年代に20代を過ごしたロックマニアにありがちなLOW-FI通過世代であるからして、しょぼい音に全く抵抗がない。
まぁ、どちらにしても、もともとが20代前半にはヴェルヴェッツが大好きで、彼らの決して録音が良いとは言えない60年代のライブ盤が生涯の愛聴盤である輩からすると、EATERの音のしょぼさなど全く問題ではない。

さて、録音に関する話はこれくらいにして、作品の内容であるが、まさに初期パンクとはこういうのよねぇってアレである。彼らの曲は日本のパンクバンド「スタークラブ」などもカヴァーしていて、まぁ、そのことでも想像つく方もいるだろうが、ストレートなパンクロックである。
そして、この作品には彼らの当時10代にしてはなかなかイカスセンスのカヴァーも収録されている。
まずは、David Bowieの71年の傑作アルバム「Hunky Dory 」収録の「Queen Bitch」である。この曲自体はHunky Dory収録の曲の中では数少ない3コードのロック調のナンバーなのであるが、これをこれをただ単にテンポを速くして荒削りに演奏しましたって感じで思わず笑ってしまう。良い意味でね。
そして、さらには10代なのにヴェルヴェッツのカヴァーである。ルー・リードの真っ暗けな文学的な世界は10代にはちぃとアレではないかと思うのであるが、「Sweet Jane」に「I'm Waiting For The Man 」をこれまた勢い一発で単純にビートを速くしてギタァも単純にして(笑)演奏しやがるのである。これがまた全く微笑ましいとしか言いようがない。

BowieにしてもVelvet Undergroundにしても全く原曲を超えていないのだが、「だからどうした!?文句あんのか!?」ってな感じでこれはこれで良いのではないかと思わせてくれる。

アレである。全く持って今の若人に受け入れられるとは思わぬが、こういうのもロックとしては全くアリなのだという意味では一聴の価値ありと言える作品である。

by cst6480088 | 2010-12-27 02:17 | 音楽(イギリス)

「mogwai #4」no,1018

まずはこのビデオを見てほしい。
Hunted By A Freak 
僕が初めてmogwaiに打ちのめされたビデオである。
かわいい動物が次々とビルの上から無慈悲に落とされていく。
ビルから落っこち行く中で、涙を流したり、お互いに抱き合ったりする小動物。彼らに訪れるのは、結果的には、最期に待つのは、悲惨な運命。
あるものは感電死。あるものは一瞬助かったかと思うが車に轢かれてぺっちゃんこ。
残酷極まりなく、何を訴えたいのか意味が分からないビデオ。実際に、この曲は当時UKでは放送禁止になっております。
しかし、曲は限りなく切なく美しいインストロック。

この曲は、2003年発表のアルバム「Happy Songs for Happy People」(04年10月ブログno,47参照)のオープニングを飾る1曲である。
どこがハッピーやねん!
・・・と突っ込みたくなるビデオである。
しかし、サウンドとしてはこの当時のmogwaiのある種の到達点とも言える曲である。

そして、今回はこの曲は含む以下のライブアルバムについてである。
Special Moves
CD (2010/8/24)
ディスク枚数: 2
レーベル: Mogi Ltd.

インストロックをロッキンオン読者のような商業ベースのロックファンにまで広めた功績は大の大である彼らであるが、ライブには特に定評がある。そのmogwaiのライブ盤である。期待しない方がアレである。
そして、まさに期待を裏切らぬアレである。
このCDの演奏は09年のニューヨークでの3公演を基に収録されているそうである。
今回、購入にあたってとっても嬉しかったのは、ライブDVDが付いていたこと。
Mogwaiのライブ演奏はyoutubeでしか見たことなかったから、高音質・高画質のDVDで見れるというのは誠に嬉しい限り。

まぁ、でもCDの内容もやはり良い。可能であればスピーカーから爆音で聴ければ良いのであるが、まぁ、ヘッドホンでもとにかくできる限り爆音で聴くことをお勧めする次第。
かなり、イケます。トベまする。
綺麗なアルペジオから、ばくばく爆音の轟音ギタァの音の壁までくるくる変わるmogwaiサウンドに思いっきり浸れる上に、ライブならではの臨場感もしっかり盤には収められて満足至極。

Mogwaiを聴いたことない方には、とっかかりのベスト盤としてもアレになることでしょう。

by cst6480088 | 2010-11-17 00:32 | 音楽(イギリス)

「David Bowie #7」no,990

もうこのブログも990回目である。
自分で自分を褒めたいと思う次第。
ボウイについては06年8月のno,315で書いて以来だからほぼ4年振りである。
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Space Oddity: 40th Anniversary [Original recording remastered, Special Edition, Import, from US]
CD (2009/8/31)
ディスク枚数: 2
レーベル: EMI

配給はEMIなんだね。ピストルズの曲にも「EMI」ってあったな。まぁ、それはいい。
このアルバム自体はボウイ好きの方にはアレのアレなアルバムだから本編についての言及は避けるけども、40周年記念の再発、デジタルリマスターということで、2枚組、ボーナスディスクが付いているので、それについてちょいとアレしたい次第。

まぁ、それにしても、Space Oddityが出てから40年も経つんだね。69年といえば僕はまだ生まれてもいない。僕は71年生まれ。このアルバムを始めて聴いた時は18歳だったから、それからでも20年経ってるんだな。初めて聴いた時はレコードであったな。CDは貧乏学生にはアレだったのだ。

でも、アレだな?全く持って資本主義の世の中。商業主義が一概に悪いとは言わぬが、僕はSpace Oddityを既にCDで1枚持っているのだ。90年に発売されたヤツを。でも、デジタルのリマスターだの、ボーナスCDだのアレされれば、ボウイ好きとしては、やはり買ってしまうのがアレのアレなところ。なんだかレコード会社に踊らされているようなアレもあるが、まぁ、仕方あるまい。

話がそれたが、ボーナスCDに収録されている曲は以下の通り(アマゾンよりコピペ)
1. Space Oddity (Demo)
2. An Occasional Dream (Demo)
3. Wild Eyed Boy From Freecloud (Rare B Side Version) (2003 Digital Remaster)
4. Let Me Sleep Beside You (BBC Radio Session D.L.T. Show)
5. Unwashed And Somewhat Slightly Dazed (BBC Radio Session D.L.T. Show)
6. Janine (BBC Radio Session D.L.T. Show)
7. London, Bye, Ta-Ta (Stereo Version) (2009 Digital Remaster)
8. The Prettiest Star (Stereo Version) (2009 Digital Remaster)
9. Conversation Piece (Stereo Version)
10. Memory Of A Free Festival (Part 1) (Single A-Side) (2009 Digital Remaster)
11. Memory Of A Free Festival (Part 2) (Single B-Side) (2009 Digital Remaster)
12. Wild Eyed Boy From Freecloud (Alternate Album Mix)
13. Memory Of A Free Festival (Alternate Album Mix)
14. London, Bye, Ta-Ta (Alternate Stereo Mix)
15. Ragazzo Solo, Ragazza Sola (Full Length Stereo Version)

90年発表のCDにも3曲のボーナストラックが入っていて、Conversation PieceMemory Of A Free Festival (Part 1) と(Part 2)は入っているのだが、Space OddityAn Occasional Dreamのデモが聴けたのは非常に良かった。アレンジとかテンポは若干違う程度なんだけど、ボウイの歌唱法がすごく違うし、使っている楽器も違う、また、Space Oddityはメロディというか節回しがちょっと違うんだよね。非常に興味深い。デモから本編に収録されているヴァージョンへどのようにアレンジしていったのかを想像するだけでも楽しい。・・・嬉しい。嬉しい・楽しい・大好き。ドリカムは嫌いなんだけど。
またWild Eyed Boy From FreecloudのRare B Side Versionってのやミックス違いってのも、非常に興味深い。

まぁ、全く当たり前の話なんだけど、やはり本職の音楽家というものは作品を作り上げるまでに様々な試行錯誤をしているんだねぇ。
ホント、当たり前のことなんだろうけど、感心しきりであることよ。

ああ、あと4.曲目 Let Me Sleep Beside Youは BBCラジオの番組みたいだけど、若き日のボウイのインタビューが最初に入っている。若いのに非常に落ち着いたしゃべり。このときのボウイは20代前半。20代前半の自分を振り返るとその彼我の力量・才能の差に暗澹たる思いにアレしたりするが、まぁ、僕は僕の出来うる範囲で音楽を創作すれば良いのだと自分を慰める次第。

by cst6480088 | 2010-07-21 23:48 | 音楽(イギリス)