ナイト・ツーリング
2009年 11月 15日
今日は、土曜日。仕事も休みであった。
アレのアレで予定がなければ、朝から一人で走りに行きたかったが、午前中は自分のかかりつけの病院と家族全員でインフルエンザの予防接種に行かねばならなかったので、断念。
午後からは妻を買い物に連れて行く間に息子とブックオフに行く。
息子はドラゴンクエストの漫画を買い、僕はライダース・クラブの古本を3冊買う。ライダース・クラブはバイク雑誌の中でも読み応えのあるアレである。行きつけのブックオフは先日まではライダース・クラブの古本は皆無だったのであるが、今日は大量にあった。96年くらいから03年くらいまでのほぼ網羅してあった。誰かマニアが売ったのであろう。ありがたいことである。モノはめぐりめぐるのである。
ずらっと並んだライダース・クラブの古本を眺め、どれを買うか吟味をする。
まずはライディングテクニックの特集号に狙いを定めるが、背表紙に踊る「ビッグツイン」の言葉が引っ掛かる。僕のSV400はVツイン。あえて4気筒ではなく2気筒を選ぶところに僕なりのこだわりがある。
もともとは前の愛車SRVがルックスで選んだところ、たまたまV型2気筒であったためV型2気筒を意識しだしたのであるが、いろいろ調べていくにあたって、僕にとっては、僕の現時点でのバイクとの付き合い方では、2気筒がベストであるという結論に達したのである。
・・・・ということで2気筒を扱った特集号を選ぶ。
うち1冊は「2気筒と4気筒、どっちが面白い!?」との表題の特集号。03年の3月号。僕の関心にぴったしである。
家に帰り、読書タイム。しかし、しばらくすると本をお腹の上に置いたまま夢の中へ。
目が覚めるとすっかり晩ご飯の時間。
夕食を済ませ、洗濯物をたたみ、風呂にも入り、アイロンもかけ、アレのアレでテレビを斜め見しながらライダース・クラブを見ていたら、あっという間に22時過ぎ。
うずうず。
うずうず。
「うすうす」ではない。「うずうず」である。
まぁ、それはいい。
要するに、ライダース・クラブなどを読むとバイクに乗りたくなるのである。
ということで、いそいそと服を着込み、バイクに跨る。
がちゃ。ぶぶー。
がちゃ。ぶぶー。
スピードに気をつけ、夕陽丘そとめを目指す。
しかし、アレだった。防寒のために着込んできたので、あんまり寒くはないが、今日はいかんせん風が強かった。
スリムなV型2気筒400㏄は風に弱い。
いい感じのカーブでも、自分が狙ったラインを上手くトレースできない。しかもときどき強風で車体がグッと横に押される感じがしてアレのアレであった。
夜中のさむさむのこの時間に走っているバイクは皆無で、夕陽丘に着くまでに原付以外のバイクには1台も出会わなかった。
夕陽丘そとめの駐車場は土曜日だからだろうか、夜中の11時だというのに数台の自動車が停まっていた。全部を確認したわけではないが、9割がたデートの男女であろう。ひょっとしたら車内でアレのアレな感じだったら、僕のような30代くるくるめがねライダーは邪魔だったことであろう。
海沿いの高台の駐車場は風がびゅーびゅーであった。
バイクを降りたほうが帰って寒さを感じたぐらいであった。カウルとヘルメットのありがたさを感じた次第。
缶コーヒーを飲み、減煙中の貴重なタバコを1本吸って家路に着く。
いつものことだが、行きよりも帰りの道の方が短く感じる。
あっという間に道ノ尾のあたりに着く。
そして、信号待ちでいつものようにアイドリングストップ。アイドリングストップは燃費の向上にいくらか寄与している思う。環境にもやさしいし申し分ない。僕のSVは400㏄なのにリッター25㎞も走るのである。前のSRVは250㏄でリッター30㎞走ったから、それと比較すれば良くはないが、400㏄と排気量が250㏄の1.5倍以上になったことを踏まえると良いではないか?まぁ、2気筒だということもあるし、6速巡航を多用することも関係しているだろうが、まずまずの燃費ではないだろうか?
えーと、話は燃費のことではない。
信号待ちをしていると後ろから・・・・ぶおんぶおんと喧しい排気音が。
ぶおんぶおんぶおー。
1台のバイクが僕の斜め前に停まった。
いわゆるヤンキーのバイク。アレはなんていうのか?異常に高い背もたれに中身が詰まってなさそうなマフラー。搭乗者は股をガバっと開いたがに股のり。だぶだぶズボン。ライディングテクニックの本では絶対勧めない乗り方である。
ヘルメットはこの寒いのに半キャップ。派手なカラーリングで「和魂」と書いてあるのが見える。後ろから見ているのでその2文字しか見えないが、たぶん「大和魂」と書いてあるのだろう。・・・はっきり言って、下品である。まぁ、個人の趣味であるが。
・・・・・バイク乗りにもいろいろいる。でも、バイク乗りという点において、僕と彼は同じである。一緒にされたくはないが、同じである。仕方ない。
信号が青になる。彼は僕の斜め前に停まったのだから僕より先に出るのはもちろんであるが、排気音の割りにダッシュが悪い。僕は60㎞までシュッと加速するのが好きなのだが、彼が僕を通せんぼするたたちになった。彼はエンジン音も喧しく飛ばしているつもりなのかも知れないが、スポーツバイクと不必要にいじったネイキッドバイクではやはり性能が違うのであろう。
バイク乗りという点では同じというアレで言えば、バンドマンもいろいろいるが、バンドマンという点では同じである。
コピーバンドもオリジナルを作っているバンドも、ヘビメタもパンクもロックンロールもジャズも、バンドしていれば「バンドマン」もしくは「バンドウーマン」
そう考えると、騒々しいギタァを弾いたりする僕は「ヤンキーギタリスト」なのか?
むむむ。ジャズを練習しよう。・・・・うそ。しない。
とにかく個性的なバンドマンでありたいと思う次第である。
おお?
最後は音楽に関係してしめることができたぜ。
アレのアレで予定がなければ、朝から一人で走りに行きたかったが、午前中は自分のかかりつけの病院と家族全員でインフルエンザの予防接種に行かねばならなかったので、断念。
午後からは妻を買い物に連れて行く間に息子とブックオフに行く。
息子はドラゴンクエストの漫画を買い、僕はライダース・クラブの古本を3冊買う。ライダース・クラブはバイク雑誌の中でも読み応えのあるアレである。行きつけのブックオフは先日まではライダース・クラブの古本は皆無だったのであるが、今日は大量にあった。96年くらいから03年くらいまでのほぼ網羅してあった。誰かマニアが売ったのであろう。ありがたいことである。モノはめぐりめぐるのである。
ずらっと並んだライダース・クラブの古本を眺め、どれを買うか吟味をする。
まずはライディングテクニックの特集号に狙いを定めるが、背表紙に踊る「ビッグツイン」の言葉が引っ掛かる。僕のSV400はVツイン。あえて4気筒ではなく2気筒を選ぶところに僕なりのこだわりがある。
もともとは前の愛車SRVがルックスで選んだところ、たまたまV型2気筒であったためV型2気筒を意識しだしたのであるが、いろいろ調べていくにあたって、僕にとっては、僕の現時点でのバイクとの付き合い方では、2気筒がベストであるという結論に達したのである。
・・・・ということで2気筒を扱った特集号を選ぶ。
うち1冊は「2気筒と4気筒、どっちが面白い!?」との表題の特集号。03年の3月号。僕の関心にぴったしである。
家に帰り、読書タイム。しかし、しばらくすると本をお腹の上に置いたまま夢の中へ。
目が覚めるとすっかり晩ご飯の時間。
夕食を済ませ、洗濯物をたたみ、風呂にも入り、アイロンもかけ、アレのアレでテレビを斜め見しながらライダース・クラブを見ていたら、あっという間に22時過ぎ。
うずうず。
うずうず。
「うすうす」ではない。「うずうず」である。
まぁ、それはいい。
要するに、ライダース・クラブなどを読むとバイクに乗りたくなるのである。
ということで、いそいそと服を着込み、バイクに跨る。
がちゃ。ぶぶー。
がちゃ。ぶぶー。
スピードに気をつけ、夕陽丘そとめを目指す。
しかし、アレだった。防寒のために着込んできたので、あんまり寒くはないが、今日はいかんせん風が強かった。
スリムなV型2気筒400㏄は風に弱い。
いい感じのカーブでも、自分が狙ったラインを上手くトレースできない。しかもときどき強風で車体がグッと横に押される感じがしてアレのアレであった。
夜中のさむさむのこの時間に走っているバイクは皆無で、夕陽丘に着くまでに原付以外のバイクには1台も出会わなかった。
夕陽丘そとめの駐車場は土曜日だからだろうか、夜中の11時だというのに数台の自動車が停まっていた。全部を確認したわけではないが、9割がたデートの男女であろう。ひょっとしたら車内でアレのアレな感じだったら、僕のような30代くるくるめがねライダーは邪魔だったことであろう。
海沿いの高台の駐車場は風がびゅーびゅーであった。
バイクを降りたほうが帰って寒さを感じたぐらいであった。カウルとヘルメットのありがたさを感じた次第。
缶コーヒーを飲み、減煙中の貴重なタバコを1本吸って家路に着く。
いつものことだが、行きよりも帰りの道の方が短く感じる。
あっという間に道ノ尾のあたりに着く。
そして、信号待ちでいつものようにアイドリングストップ。アイドリングストップは燃費の向上にいくらか寄与している思う。環境にもやさしいし申し分ない。僕のSVは400㏄なのにリッター25㎞も走るのである。前のSRVは250㏄でリッター30㎞走ったから、それと比較すれば良くはないが、400㏄と排気量が250㏄の1.5倍以上になったことを踏まえると良いではないか?まぁ、2気筒だということもあるし、6速巡航を多用することも関係しているだろうが、まずまずの燃費ではないだろうか?
えーと、話は燃費のことではない。
信号待ちをしていると後ろから・・・・ぶおんぶおんと喧しい排気音が。
ぶおんぶおんぶおー。
1台のバイクが僕の斜め前に停まった。
いわゆるヤンキーのバイク。アレはなんていうのか?異常に高い背もたれに中身が詰まってなさそうなマフラー。搭乗者は股をガバっと開いたがに股のり。だぶだぶズボン。ライディングテクニックの本では絶対勧めない乗り方である。
ヘルメットはこの寒いのに半キャップ。派手なカラーリングで「和魂」と書いてあるのが見える。後ろから見ているのでその2文字しか見えないが、たぶん「大和魂」と書いてあるのだろう。・・・はっきり言って、下品である。まぁ、個人の趣味であるが。
・・・・・バイク乗りにもいろいろいる。でも、バイク乗りという点において、僕と彼は同じである。一緒にされたくはないが、同じである。仕方ない。
信号が青になる。彼は僕の斜め前に停まったのだから僕より先に出るのはもちろんであるが、排気音の割りにダッシュが悪い。僕は60㎞までシュッと加速するのが好きなのだが、彼が僕を通せんぼするたたちになった。彼はエンジン音も喧しく飛ばしているつもりなのかも知れないが、スポーツバイクと不必要にいじったネイキッドバイクではやはり性能が違うのであろう。
バイク乗りという点では同じというアレで言えば、バンドマンもいろいろいるが、バンドマンという点では同じである。
コピーバンドもオリジナルを作っているバンドも、ヘビメタもパンクもロックンロールもジャズも、バンドしていれば「バンドマン」もしくは「バンドウーマン」
そう考えると、騒々しいギタァを弾いたりする僕は「ヤンキーギタリスト」なのか?
むむむ。ジャズを練習しよう。・・・・うそ。しない。
とにかく個性的なバンドマンでありたいと思う次第である。
おお?
最後は音楽に関係してしめることができたぜ。
by cst6480088
| 2009-11-15 01:15
| バイク・車