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smock vo/g のつれづれブログ 


by cst6480088
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つれづれ

いろんなところにいろんな奇跡があるわけで、それはなんというか、日本のポップスバンドがよく歌うたりする「あなたに出会えたキセキ♪」などという、それはもう、聴いただけで吐き気をもよおすような薄っぺらな、ある意味聴衆をバカにしたようなアレな「お歌」ではなく、同じ音楽でも、ある音楽家がいろんなアレによって、たまたま(必然かもしれないが)同じ作品で共演するというアレな意味での奇跡というモノはある。

僕らのような音楽マニアには、そのようなアレは嬉しい限りである。

まぁ、何が言いたいかといえば、90年代のマシュー・スウィートの作品でリチャード・ロイドとロバート・クワインのギタァを同時に鑑賞できるアレというのは、現在クワインさんが死んでもうたアレとなっては、まさに奇跡であるのであるな、ということである。

ロイドさんもクワインさんも、はたまたスウィートさんでも、今お若い方々には「だれ?」ってアレであろうが、まぁ、そんな事はどうでも良い。

マシューさんの作品はパンクでもなんでもない。
90年代当時もパワー・ポップなるアレで言われていたのであるから。

しかし、ロイドさんとクワインさんのギタァは、紛れもないロックギタァであり、パンクのアレをキチンと感じることができるアレである。
少なくとも僕にとっては。

クワインさんと言えば、ルー・リードじいさんのアルバムでもイカすギタァを弾いておるが、これもパンクでもなんでもないが、ないのであるが、やはり素晴らしい。

そして、ロイドさんもクワインさんもニューヨーク・パンクをアレする上で、外すことはできない存在であるという事実。これは重要なアレである。

彼らが奏でるロックギタァは、見た目がおじさんになったその後の作品(クワインさんに関してはもともと見た目は老けてアレであったが(笑))でも、やはり「パンクロッカーが奏でるロックギタァ」であるるると、勝手に思うておるのである。

まぁ、ってなことをマシューさんの作品を聴きつつ書きよったら、ルーじいさんの作品を聴きたくなるのは、遅れてきたヴェルヴェッツ・チルドレンだと勝手に思うておる悪しき70年代生まれのアレであるとして、寝るるる次第。

by cst6480088 | 2011-07-12 00:55 | 音楽(アメリカ)