smock vo/g のつれづれブログ 


by cst6480088
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祈りの日

物事は、時間と距離に比例してその深刻さや切実さは薄れると言います。

小3の次男は今日、登校日でした。
私は山里小学校の校区内に住んでいます。
爆心地にほど近いこの小学校では、原爆投下により1300人以上の児童、職員が亡くなられたそうです。

長崎の小学校中学校では8月9日は登校日だそうですが、一歩長崎を出れば8月9日は普通の夏休みの一日です。
宮崎に生まれ育った私もそうでした。普通の夏休みの一日です。
6日と9日はテレビで式典の映像は見ることがあっても、黙祷をするわけでもなく、なんとなく原爆は怖いなぁと思うだけでした。

被爆70年だそうです。
長崎に住んで、働き始めて以降、私は毎年、原爆の前の日、8日は平和の催しに行きます。
毎年長崎市長がお話されたり、被爆者の方のお話を聞いたりします。
今年は被爆者のおばあさんおじいさんの合唱団の歌を聞きました。

私たちにとって、夏は辛く、苦しい季節です。

昨日、合唱団のおばあさんの一人が言われた言葉です。
私は彼ら彼女らの本当の苦しみを知りません。
想像するしかありません。
しかし、山里小学校の児童たちに起きた出来事、今まで聞いていた被爆者の方々のお話、子を持つ親として歳を重ねるごとに、身にしみます。
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今日、原爆投下の時間には私は5歳になる三男と近所の公園にいました。
私は国道にほど近い場所に住んでいるため、8日は私の家のまわりはおまわりさんでいっぱいです。
公園の近くにも幾人かの警察の方がいました。
まぁ、総理が通る道の近くだから当然なのですが、それ以外は普通の夏の日です。

でも、時間になると、道を歩く人も足を止めて黙祷したりしてました。
やはりここは長崎なのです。
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原爆投下後70年は草木も生えぬと言われていたこの街の公園も今は緑が生い茂っています。
子ども達も元気に遊べます。

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右も左も騒がしい最近ですが、やはり核兵器は無くさねばならないと改めて思うた次第です。

そして、最後に、今年はNPT再検討会議に核兵器廃絶を訴えに谷口稜曄さんをはじめ高齢の被爆者の方々がニューヨークまで行かれています。
その会議の是非はいろいろあるのでしょうが、その中であるジャーナリストが言われたことが頭に残っています。
「彼らの核兵器廃絶の運動は命がけだ」
確かに。
もうたいがいに高齢。谷口さんなども背中のキズのため時には座っている事さえキツいとのこと。
今日の式典で話される時も、この猛暑の中、大変だったと思います。

最近、平和を口にし行動する者を小馬鹿にするような言動やなんやらをネットで見ることがあります。

いろんな人がいます。
平和を口にする人も、行動する人も、それを非難する人も。

意見が違うのは、にんげんだもの、当たり前。
そして、私は個人として、子ども達に恥ずかしくない言葉で、自分の言葉で平和を語れるようにありたいと思います。

口汚い言葉や、無責任な言葉で本質ではないところで争うような真似はしないように注意したいと思う次第です。
by cst6480088 | 2015-08-10 00:53