「高尾慶子 #1」NO,453
2007年 03月 16日
イギリス人はおかしい―日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔 (01)文藝春秋
この本は、関西育ちの日本女性がイロイロあってイギリスに移住し、そんでもってとある有名映画監督のお宅のハウスキーパーとなり、その経験を元に独自の視点からイギリスを、時にばっさりと、時に愛情あふれる(?)視点から書いた英国体験記である。
あのね、僕は外国に行ったことがないのだ。
行ってみたいと思ったことがないし、そのような機会にも恵まれなかった。というか、必要がなかった。今まで行った海外と言えば石垣島までだ。・・・・そうだね、外国じゃないね。
でも、今は韓国とかは安いもんね。東京行くより安いぐらいだもんね。一度行ってみてもいいかも。
まぁ、それはそれとして、この本には、僕達が日頃知りうることができない英国社会の赤裸々な実態が、軽快な文章で面白く書かれている。
僕はね、洋楽を聴き始めたのは、中学生の時にデュランデュランやカルチャークラブなどの英国バンドが流行っていたのがきっかけなのだ。
当時はMTVも始まったばかり、小林克也のベストヒットUSAなどを夜遅くに眠いのをガマンして見てたのだ。ホントは『11PM』のようなちょっとスケベな番組も(今となってはそんなにエロくないかもな)見たかったのだが、当時テレビは一つのうちに何台もあるようなものではなく、親の手前、見ることができなかった。でも、『11PM』のCMを見ただけで、○○○がむくむくしたのをなんとなく覚えている。
ああ、なんという純朴な子供だったのだろう?
今とは大違いだ!
まぁ、それはそれ。
話が横道にそれてしまったが、とにかくこの本は僕が持っていたイギリスというもののイメージを良い感じに壊してくれた。
労働組合発祥の地。
生協発祥の地。
ジョンクーパー。
ミニ。
デヴィッド・ボウイ。
THE SMITHS。
なんだか、イメージが乏しいね。
ま、そのぐらいの知識しかなかったのだが、この本では、まさに生活者の視点からイギリスを見つめている。そこが気持ちよい。
テレビなど流される情報は本当に限られたものだということがよくわかる。
それと、この本とは全く関係ないが、僕の以前の愛車「ローバーミニ」がなぜ40年以上にわたり、基本構造も変わらずに生産されきたのかというのも、この本を読めばなんとなく理解できた。
ああ、またミニに乗りたいな。
小さいし、遅いし、うるさいし、揺れるし、人も荷物もあんまり積めないし、今のクルマと比べたら、全然いいところがないのだけれど、スペックでは語れない、ロマンのようなものがあった。
それは僕の幻想に過ぎなかったのかもしれないが、幻想でも何でもかまわない。確かに僕はミニを愛していたのだ。かわいくて仕方なかったのだ。
男には、自分の世界がある。たとえるなら、空を駆ける、ひとすじの流れ星。
最近、この言葉が好きだ。
自分の世界だけじゃ、いけないけど、自分の世界、生きる支えのようなものは必要だ。
それはミニでもいいし、バンドでもいいし、女の子のパ○ツでもいいのだろう。
まぁ、そういうことだ。
この本は、関西育ちの日本女性がイロイロあってイギリスに移住し、そんでもってとある有名映画監督のお宅のハウスキーパーとなり、その経験を元に独自の視点からイギリスを、時にばっさりと、時に愛情あふれる(?)視点から書いた英国体験記である。
あのね、僕は外国に行ったことがないのだ。
行ってみたいと思ったことがないし、そのような機会にも恵まれなかった。というか、必要がなかった。今まで行った海外と言えば石垣島までだ。・・・・そうだね、外国じゃないね。
でも、今は韓国とかは安いもんね。東京行くより安いぐらいだもんね。一度行ってみてもいいかも。
まぁ、それはそれとして、この本には、僕達が日頃知りうることができない英国社会の赤裸々な実態が、軽快な文章で面白く書かれている。
僕はね、洋楽を聴き始めたのは、中学生の時にデュランデュランやカルチャークラブなどの英国バンドが流行っていたのがきっかけなのだ。
当時はMTVも始まったばかり、小林克也のベストヒットUSAなどを夜遅くに眠いのをガマンして見てたのだ。ホントは『11PM』のようなちょっとスケベな番組も(今となってはそんなにエロくないかもな)見たかったのだが、当時テレビは一つのうちに何台もあるようなものではなく、親の手前、見ることができなかった。でも、『11PM』のCMを見ただけで、○○○がむくむくしたのをなんとなく覚えている。
ああ、なんという純朴な子供だったのだろう?
今とは大違いだ!
まぁ、それはそれ。
話が横道にそれてしまったが、とにかくこの本は僕が持っていたイギリスというもののイメージを良い感じに壊してくれた。
労働組合発祥の地。
生協発祥の地。
ジョンクーパー。
ミニ。
デヴィッド・ボウイ。
THE SMITHS。
なんだか、イメージが乏しいね。
ま、そのぐらいの知識しかなかったのだが、この本では、まさに生活者の視点からイギリスを見つめている。そこが気持ちよい。
テレビなど流される情報は本当に限られたものだということがよくわかる。
それと、この本とは全く関係ないが、僕の以前の愛車「ローバーミニ」がなぜ40年以上にわたり、基本構造も変わらずに生産されきたのかというのも、この本を読めばなんとなく理解できた。
ああ、またミニに乗りたいな。
小さいし、遅いし、うるさいし、揺れるし、人も荷物もあんまり積めないし、今のクルマと比べたら、全然いいところがないのだけれど、スペックでは語れない、ロマンのようなものがあった。
それは僕の幻想に過ぎなかったのかもしれないが、幻想でも何でもかまわない。確かに僕はミニを愛していたのだ。かわいくて仕方なかったのだ。
男には、自分の世界がある。たとえるなら、空を駆ける、ひとすじの流れ星。
最近、この言葉が好きだ。
自分の世界だけじゃ、いけないけど、自分の世界、生きる支えのようなものは必要だ。
それはミニでもいいし、バンドでもいいし、女の子のパ○ツでもいいのだろう。
まぁ、そういうことだ。
by cst6480088
| 2007-03-16 00:26
| 本・映画