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smock vo/g のつれづれブログ 


by cst6480088
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「Shellac #2 」no,585

「Shellac #2 」no,585_c0019268_0164684.jpgExcellent Italian Greyhound (2007/6/4)Touch & Go
アルビニについて文章を書くのは何回目であろうか?
ちょっと調べてみよう。

04年12月のno,55でShellacについて書いて以来である。
レイプマンビッグ・ブラックも含めると何回か分からないな。
今、ビール飲んでいい気分だから、調べるのめんどくさいや。
アルビニはシェラックの前作が、00年だから7年ぶりのアルバムである
相変わらず言えることは、この人は本当に芯がぶれない人であるという事である。
徹底した求道者である。




例えば、一時期のプライマル・スクリームのように、トレンドセッターとなることもミュージシャンの立ち位置としてはある。別にそれが悪いことだというつもりも無い。
しかし、アルビニは一貫している。一貫して自己の表現に忠実であると、音を聞く限りは言わざるを得ない。これは一体なんであろうか?

何がアルビニをして、ここまで頑固に、もしくは意固地に、もしくは自己に忠実たらしめるのであろうか?

まさに極北のサウンドである。
だからこそ、僕はアルビニをミュージシャンとして、信頼するのである。
決して、コマーシャルな音とは言えない。

それがどうした?

アルビニは音でそう語っているかのようである。

アルビニのアルバムには、一貫したアルビニの世界がある。
アルビニの空気がある。
アルビニの酸素がある。
アルビニの精子がある。
『生死』と言い換えてもいいかもしれない。

特に、アルビニレコーディングスでのドラムとギターの音は、僕には特別なものである。
アルビニ自身の作品で言えば、ギターや弦楽器の音が非常に特徴的であるが、アルビニがエンジニアとして参加した作品は、僕が知る限りでは、アルビニはエンジニアとしての活動も活発なのであるが、とにかく僕が知る限りでは、ドラムの音が素晴らしいと言わざるを得ない。

まぁ、ビールではっきりしない頭ではあるが、そういうことを感じたしだいである。
by cst6480088 | 2007-07-06 00:16 | 音楽(アメリカ)